カジノで忘れてはいけない期待値とゲーム

カジノでゲームをするときに、忘れてはいけないのは「期待値」のことをある程度、知ることです。これは、長くプレイをするときに、最終的にどの程度、利益を得られるのか、数学的に概算を出した数値です。その点を踏まえてプレイをすれば、勝利できる可能性は高くなるでしょう。

・運任せではなく期待値を追う

 

様々なゲームでギャンブルを楽しめるカジノは、ラスベガスやマカオ、そして日本でもカジノ法案が可決となった事で近い将来、国内にも複数の施設ができます。海外で、あるいは日本にカジノができたとき遊んでみたいと考える方も少なからずいるでしょう。

誰もがご存知の通りカジノではギャンブルを楽しめますが、運任せで遊び続けてしまうと、勝率が下がってしまいます。一般的なカジノのゲームとしては「ポーカー」「ルーレット」「バカラ」「スロット」などを想像される方が多いでしょうが、どのようなゲームにおいても運任せでやりつづけると、もちろん勝つ時もありますが、長期的に見ると負けてしまう可能性が高くなってしまいます。

そこで重要なのが期待値です。これは掛け金に対して手元に入る金額の見込みの事で、つまりプレイヤーにとって有利な状況でプレイし続ける事により、結果的に勝ちを収める可能性が高くなるという事です。ただ単に雰囲気やゲームを楽しみたいという事であれば期待値を気にする必要はありませんし、ある意味その方が純粋に楽しめるかもしれません。しかし、誰しも負けたくないという気持ちは持っているかと思いますので、少しでも勝率を上げたいと考えるのであれば、カジノでは期待値を視野に入れておくのが大切です。

 

・期待値とは具体的にどういう事を意識する?

 

ただ単に「期待値を追えば良い」とだけ言われても、あんまりピンとこない方もいるかと思います。例えばポーカーの中でもテキサスホールデムを例にあげてみますと、最初に自分の手元に配られる手札、スターティングハンドの組み合わせによって、ある程度の勝率は算出できます。

例えば対戦人数が自分対相手一人、いわゆるヘッズアップの場合、Jと7の組み合わせが自分に配られたら「その時点」では勝率50%となっています。細かい事を言えばトランプの模様であるスートの組み合わせによっても勝率は上下しますが、ポーカーにおいてはこの勝率を期待値として勝負していくのが、長期的にみて勝利に導く大切な要素です。

当然、ポーカーは数字が大きければ大きいほど、そして一番上位のカードであるAを持っている方が有利です。Jと7の組み合わせが約50%と先ほど述べましたが、例えばテキサスホールデムにおける最上位のカードAが二枚、スターティングハンドとして配られた場合、その時点での勝率は85%近くに上ります。

このように、自分にとって有利な状況に、うまく勝負に挑んでいけば、弱い手札の時よりも単純に勝率は高いです。ただ、このスターティングハンドにおける期待値は「対戦相手の人数」で上下しますし、期待値以外にもポーカー等の対人戦は心理戦の要素も加わるため、純粋に期待値のみではなく、その他の要素で人為的に期待値を上げる事もまた、大切になってくるでしょう。

・カジノでのプレイヤーの期待値は?

カジノで遊べるゲームの中には、期待値を意識して自分に有利な状況を追い続ける事で勝率をあげられますが、勝率を追い求めるのであれば自分にあったゲームで遊び続ける方が望ましいとも言えます。

例えばカジノで人気のゲームであるルーレットですが、夢がある一方で、プレイヤーにとっての期待値はやや低めではあります。ルーレットの中には赤と黒のマスが36個と、「0」と「00」というマスが設けられているところがあります。この「0」のマスがプレイヤーにとって期待値を下げてしまう厄介な存在となっているのです。ルーレットは36までの数字を当てた時、36倍となっていて、これが仮に1〜36までのマスであれば公平と言えますが、「0」と「00」がある事により、実際には38分の1を当てているのに36倍の配当となってしまうのです。カジノではこのように期待値などを考えて遊ぶ事が勝つためには大切となるでしょう。