小資金で大きく勝てるパーレイ法の特徴と注意点

パーレイ法は、賭け金で勝った配当を全部上乗せして次に賭ける方法です。小資金で賭けられる方法ですが、一度負けると今まで得た利益を全て失います。そのために、パーレイ法を使うならば、いつ止めるか、賭け金の管理をどうするかという資金管理が重要です。

 

 パーレイ法とは?

カジノの中でも、ルーレットはポピュラーなゲームです。最低ベット金額が低いので、遊びやすいゲームと言えます。ルーレットの戦略はいくつも考え出されてきましたが、その中の1つがパーレイ法です。

 

パーレイ法は逆マーチンゲール法とも言われており、名前が示すようにマーチンゲール法とは逆のベットシステムとなっています。ベット方法としては、最初にいくらベットするか決めて、その資金のみを使います。マーチンゲール法のように多額の資金を用意しなくても、遊べる方法です。ベットして勝てば、勝った金額分を上乗せしてさらに次のゲームでベットします。勝った配当分を全て次のゲームに上乗せして賭けるので、連勝すれば大きな利益を獲得できます。またどこかで負けたとしても、失うのは1ゲーム目ににベットした金額のみです。場合によっては、小資金で大きな利益を得られます。

 

ルーレットは、カラーベットやダズンベットなど、どの部分に賭けるかでも倍率が違います。当たりやすい方が連勝して大きく賭けやすいので、パーレイ法では通常2の倍率の場所に賭けていきます。

 

実践手順

実際に赤と黒のカラーベットで、パーレイ法を使うとどうなるか見てみましょう。資金として1ドル用意し賭けていくとします。赤と黒であれば、配当は賭け金の2倍です。

 

1、最初に1ドル赤か黒に賭ける

2、勝った場合、次のゲームで赤か黒に2ドル賭ける

3、勝った場合、次のゲームで赤か黒に4ドル賭ける

4、勝った場合、次のゲームで赤か黒に8ドル賭ける

5、勝った場合、次のゲームで赤か黒に16ドル賭ける

 

ルーレットの2の倍率に賭けてパーレイ法を使うと、このように自分のお金は2倍ずつ増えていきます。1ドルから始めれば、5連勝で31ドル、10連勝で1023ドルも手に入ります。もしもどこかで負けたとしても、失うのは1ドルのみです。もちろん、1ドルからではなく、10ドルでも100ドルからでも、好きな金額から始められます。

 

 パーレイ法の注意点

小資金で連勝すれば、用意した資金の何倍もの利益が得られる戦略がパーレイ法です。ただし、連勝後に1度でも負ければ、今までの利益を全て失います。連勝して100ドルでも1000ドルでも獲得しても、次のゲームで負ければそのお金を失うのです。このために、何ゲームも続けて、配当で得たお金を全て賭け金に回すのは無謀な戦略と言えるでしょう。

 

ルーレットにしても、永遠に勝ち続けることはあり得ません。パーレイ法を使うにしても、いつ止めるのか引き時を見極めるのが重要と言えるでしょう。連勝して勝つ確率は、2連勝だと50%、5連勝だと3.125%、10連勝だと0.09%になります。ちなみにルーレットの0を考慮すると、確率はさらに低いです。ただ人間は機械ではないので、調子の良いときと悪いときがあります。ゲームの並や流れもあるので、これらを見極めて、調子よく勝ち続けられるときに連勝するのが良いです。

 

 パーレイ法での資金管理の考え方

パーレイ法を使うなら、最初に何ゲーム連勝したら止めると決めるのも良い戦略です。ルーレットでも勝ち続けることはないので、いつかは負けてしまいます。調子が良ければ多めに、調子が悪いとすぐ止めるのも1つの手です。または、何連勝したら、賭け金を1ゲーム目と同じ金額に戻すという考え方もあります。この方法であれば、連勝すればある程度の利益を保持しながらも、さらにゲームを続けられます。負けても、確保した分の利益はなくなりません。

 

さらには、ゲームで勝ったら、配当の半分は利益に回し、残りの半分をベットに回して

賭けていく方法もあります。例えば、2ドルから始めて、2の倍率にベットし、勝ったら配当は4ドルで、そのうち利益となる2ドルの半分の1ドルだけベットに回すのです。パーレイ法でも、いくつかの資金管理の考え方があり、人によって適した管理方法も違います。