カジノの女王を呼ばれているのがルーレットです。回転する円盤に球を投げ入れて落ちる場所を当てるカジノゲームであるルーレットですが、ルーレットはフランスで生まれました。ナポレオンが活躍した19世紀始めには現在と同じ形のルーレットが完成していたと言われており、フランス語の車輪を意味するroueがルーレットの語源になっています。
赤や黒、緑のテーブルに華やかなルーレットの円盤はまさにカジノの定番とも呼べるものですが、なんとなく複雑で難しいのでは?と思う人もいるのではないでしょうか。ですが実はルーレットの遊び方はとても簡単でカジノ初心者でも楽しむことができるゲームです。
■ルーレットの基本ルールとは
ルーレットの基本的な遊び方は、どの数字に球が落ちるかを予測してそこにチップを賭けます。チップを賭ける際には、赤or黒に賭けるのか、数字に賭けるのか、偶数or奇数に賭けるのか選ぶことができ、自分が賭けた色や数字に的中すると賭け方に応じた配当を受け取ることができます。
自分の賭けたい数字や色を決めてチップを置くことをベッドと言い、既にルーレットが回り球が投げ入れられていても、ディーラーがノーモアベッドと言うまではベッドすることができます。
▲インサイドベッドとアウトサイドベッドと配当
ルーレットの賭け方はいくつものパターンがありますが、数字のエリアに賭けるのがインサイドベッドです。数字の書いてあるエリアにチップを置きますが、1つの数字に置くだけではなく複数の数字に置くこともできます。
例えばインサイドベッドで1つの数字に賭けることをストレートアップと言い、この場合の配当は36倍になります。数字と数字の境目の線上にチップを置くと数字を跨いで賭けたり、バラバラに賭けるなどチップを置く場所が増えれば増えるほど配当は下がっていきます。
数字の外側のエリアに賭ける方法がアウトサイドヘッドです。赤or黒、偶数or奇数、1~18、19~36、1~12,13~24、25~36など、このエリアに賭けると一枚のチップでより多くの数字をカバーできるようになります。より多くカバーできることからインサイドヘッドよりもアウトサイドヘッドの方が配当は低くなってしまい、例えば1ダース12点賭けの場合の配当は3倍になります。
■7回目の法則でルーレットに勝てる??
ルーレットはカジノ初心者でも手軽に遊ぶことができるゲームですが、いくつもの数字や色、賭け方があって、本当に勝てるの?と思う人もいるでしょう。もちろん賭け事なので運に左右される部分もありますから確実に勝てるという方法はないに等しいのですが、ルーレットには7回目の法則と呼ばれる攻略法があります。
▲確率や統計理論を根拠とする7回目の法則
7回目の法則は簡単に言うと出目の偏りを狙う攻略法です。確率や統計理論上「同じ再度が7回続くことは滅多にないだろう」という考えが根拠になっており、ルーレットで同じ色が連続した時を狙って次のゲームは逆の色にベッドするというやり方です。とにかく根気が必要な攻略法で、6回連続同じ色が出るまでひたすら待ちます。この間はベッドせず待ちましょう。6回連続で同じ色が出たら7回目のゲームで逆の色にベッドします。7回目の法則では7回連続して同じ色が出現する確率はたった0.8%であり、理論上7回目の法則を利用すると99.2%の確率で勝てるようになっています。
7回目の法則は赤or黒だけではなく、奇数or偶数、1~18or19~36と言った1/2の賭け方に応用することができます。1/2の出目の確率は常の50%なので、確実に99%の確率で勝てるという攻略法ではありませんが、期待感をもってベッドすることができ、カジノ特有の快感を味わうことができる攻略法です。
簡単なルールで遊ぶことができるゲームとして人気のルーレットですが、いく通りもの賭け方があり、ルーレットにはまると実に深いゲームだということがわかります。確実に勝てる攻略法というのは難しいですが、ルーレットを楽しむことができる攻略法で是非楽しんでみてはいかがでしょうか。