イギリスでカジノを楽しむために知っておきたい特徴とおすすめカジノ

カジノとは

カジノといえば、あまり賭けごとをしたことがない人であれば真っ先にアメリカのラスベガスを連想するでしょうね。ところがカジノとは、賭けごとを行う場所というか施設のことをいいます。ちなみに語源は、イタリア語の小さな家・クラブ(casa)から転訛した言葉です。従って、アメリカのラスベガス以外にも世界中どこにでもあります。

 

しかも元々は、アメリカのラスベガスがカジノの起源ではありません。元々はヨーロッパがカジノの起源とされています。例えばカジノの原型ともいえる賭博場は、イギリスでは1526年にバッキンガム宮殿内において王室と貴族のため賭博室が設けられました。あるいはフランスでは、16世紀末にアンリ4世が宮廷内に賭博室を設けています。そして今や、オンラインカジノと呼ばれる場所を問わない賭けごとまで流行しています。おまけにオンラインカジノの場合、スマホで365日・24時間いつでも賭けごとができます。しかも、日本人でも違法とはみなされません。

イギリスカジノのルールについて

イギリスに旅行に行った際には、ちょっとハメを外してカジノで遊ぶという方も数多くいらっしゃいます。その代わり、イギリスにはイギリス流のカジノルールというのがあります。そうしたルールをキチンと守らないと、日本人の品格を問われることになります。

 

そこで、イギリスのカジノルールについて簡単にご紹介します。例えばイギリスのカジノには、誰でも入れる施設と事前に会員登録が必要な施設とがあります。そのためカジノで遊ぶため会員登録をしたい方は、パスポートを持参して行くのが望ましいといえます。ただしイギリスには、賭博法により会員登録をしてから24時間入店禁止という規則もあります。これは、24時間の間に掛けごとに対して冷静な判断を促すためだといいます。確かに、ヒートアップして借金までしてしまうと大変ですからね。

 

また、海外に多い従業員へのチップ等は禁止されています。さらには、18歳以上という年齢制限もあります。そしてカジノ内では、写真撮影も禁止されています。これは世界中のカジノで共通されるマナーの一つです。今流行りのゲーム中に、ながらスマホもNGです。あるいは、ゲーム中の飲酒もNGです。それから服装についても、その場にふさわしい所謂ドレスコードが設けられている施設とそうでない施設とがあります。その他にも気になるお金に関してですが、カジノでお金をチップに交換する際には事前に銀行か郵便局で両替をしておくとよいでしょうね。もちろんビザやマスターといったクレジットカードも使えます。

120以上のカジノ施設を擁するカジノ大国イギリス

イギリスといえば、「紳士の国」というのが真っ先にイメージされます。ところが今やイギリスは、120以上のカジノ施設を擁するまさにカジノ王国ともなっているのです。そのためイギリスに旅行に行った際には、首都のロンドンを始めリバプールやマンチェスター・バーミンガム・ノッティンガム等々、イギリス国内の様々な都市でカジノを楽しむことができます。またイギリス国内にある有名カジノ施設については、ヒッポドロームカジノやエンパイアカジノロンドン・ホライゾンカジノ・パームビーチカジノ等々が有名カジノ施設として挙げられます。しかもイギリスでは、カジノが合法的に認められているので、例えボロ設けしても堂々としていることができます。その代わりボロ負けした際には、コソコソと立ち去るしかありません。

 

ところで有名カジノ施設・ヒッポドロームカジノは、イギリス国内における最大規模を誇る複合カジノ施設として有名です。おまけに非会員制なので、会員登録はもちろんのこと24時間待たなくでも気軽に楽しむことができます。そしてエンパイアカジノ・ロンドンも会員登録が必要ありません。しかも50台以上のゲームテーブルや130台以上にも及ぶスロットマシンが設置されています。その上ロンドン市内なので、ロンドン観光を終えたらエンパイアカジノでギャンブルという手もアリでしょうね。

カジノのいろいろなゲームに応用できる、マーチンゲール法とココモ法とは?

マーチンゲール法について

カジノで遊ぶ際には、まずはお金をカジノ専用のチップに変えます。その後、具体的にバカラやルーレット等のゲームをする際には、チップで遊ぶというかベットする(賭ける)というのが大まかなルールとなっています。またベットの仕方については、これといった決まり事はありません。それこそ人それぞれベットの仕方は違ってくると思います。例えばカジノで遊ぶのが初めてという方であれば、いきなり大金を投入する方は少ないでしょうね。

 

一方、慣れてきたり勝ってもイマイチ収益額が少ないと感じる人であれば、ちまちま賭けずに大金を投入するでしょうね。そこでマーチンゲール法についてですが、負けた時にベット額を倍にするというベトルールのことをいいます。しかも勝率が50%とか配当額が2倍のゲームに使うことが多いので、例えそれまで連敗続きであっても一気に負け分を取り戻す可能性が高くなります。

 

マーチンゲール法のメリットとデメリット

マーチンゲール法は、「理論上は必ず勝つ」とまでよく言われています。それはどうしてなのかというと、例え連敗が続いたとしても1回の勝負でそれまでの負け分を一気に取り戻すことができるからです。従ってカジノが大好きという方にとっては、マーチンゲール法は大きな魅力の一つといえるでしょうね。おまけにマーチンゲール法とややこしい名称がついていますが、負け分の2倍ベットするといった単純なベットルールに過ぎません。要はそんなに難しい方法ではないということです。それよりも様々なカジノゲームのルールを把握するほうがよっぽど難しいといえるでしょうね。

 

言い換えれば、その単純なルールがマーチンゲール法の最大のメリットだといえます。一方、デメリットについてですが、ベットルールが勝つまではベット額を倍にするというものなので、相当の軍資金が必要になります。それは言い換えると、最大のデメリットということにもなります。

 

ココモ法について

ココモ法は、マーチンゲール法の変形ともいわれており非常によく似ています。その大きな違いですが、マーチンゲール法が勝率2分の1のゲームを対象にするのに対して、ココモ法では勝率3分の1のゲームを対象にします。おまけにココモ法の場合、勝率が3分の1なのに3倍の配当が得られるゲームを条件とします。またベット額については、負けが続いた際にそれまでのベット額の合計額がベット額となります。従って、負けが続いた際にそれまでのベット額の2倍賭けるといったマーチンゲール法よりもベット額を抑えることができます。ということは、軍資金の少ない人にとっては好都合なことは言うまでもありません。

 

ココモ法のメリットとデメリット

ココモ法では、マーチンゲール法のようにベット額がガンガンと急激に倍額していくことはありません。それこそそれまでのベット額の合計なので、ベット額の上がり方が緩やかなのです。その代わり、連敗続きの後に勝てばそこで一気に大きなリターンを生むことができます。そういう意味では、マーチンゲール法よりもより実践向きだといえるでしょうね。言い換えれば、それがココモ法の一番のメリットだといえます。

 

一方ココモ法のデメリットですが、マーチンゲール法のように勝率が2分の1ではありません。3分の1なので、実際にゲームをしてみると連敗することがかなり多くなります。またマーチンゲール法のように、ベット額が急上昇する心配は要らないとはいっても、例え上昇率が穏やかでも連敗が続くとテーブルのリミット(ベットの限度額)を気にせざるを得なくなります。しかも連敗が続いた際に、万が一リミットを超えてしまったら負けが確定となります。さらには、勝率3分の1のゲームにしか使えないということもあって、少々使いづらいシステムベットだといえます。

カジノでルーレットするときに押さえておきたい初心者向け戦略

ルーレットの勝率

カジノの中でも花形といわれるルーレットを楽しみたいと思っている人もいるでしょう。もしゲームに参加するのなら、必勝法はないと思っておいてください。一般的に言われているのは、どのような別途の戦略でも勝率はマックスで50%というものです。戦略のほかにも運も重要な勝負の要因となっています。絶対に勝つ方法はないですが、ただ負けにくくする戦略はあります。初心者の方はその戦法を身につければ、プラスになる可能性も高まります。

10ユニット法

10ユニット法とは1を10個並べます。この「1」をユニットと呼びます。そしてプレイする前に、負けても構わない金額を具体的に決めておきます。これは人それぞれなので決まりはないです。こちらの戦略では「リミット」と呼んでいます。またゲームでどれだけの利益を上げたいのかも決めます。もし100ドルを希望するなら、ユニットで等分しますから1ユニット=10ドルとなります。

ここからゲームに参加します。まずは左端と右端の数字と足したユニット、すなわち2ユニット賭けます。上の100ドルの場合20ドルです。もしここで勝利すれば、左右端の1を消して、同じように1+1=2ユニットで同じように賭けます。負けたのなら先ほど使ったユニットを右端に追加します。つまり「11111111112」となり、左右両端を足して3ユニットをベットします。この方法を繰り返すことで、目標金額を目指す方法です。ただし先ほど見た、ここまでは許容範囲という負けの程度を超えたら、ゲームはあきらめることです。

ベアビック法

ルーレットの戦略の中でも人気なのが、ベアビック法と呼ばれるものです。簡単に言うと、ほとんどすべての数字にベットするスタイルです。具体的には35個の数字に賭けます。ルーレットの場合37個数字がありますから、2つだけ外す形です。数字で当たりが来ると、配当は36倍です。もし35個のうちのどれか1つ当たれば、結果的にプラス収支になるというものです。例えば35個に1ドルずつかけます。そしてどれか一つ当選すれば、35ドル賭けて36ドルのリターンになって1ドルのプラスになるわけです。もちろんすべての数字をカバーしているわけではないので、これでも外す可能性はあります。しかしこの方法だと、負ける確率は大体3%くらいといわれています。負けない戦いをしたければ、この戦略はおすすめです。

65%法

従来からある戦略として、マーチンゲール法といって、1/2の確率でベットする手法がポピュラーでした。これを2/3の確率で当たる戦略にしたものが、今回紹介する65%法です。シンプルなので、専門知識を持たない初心者でもわかりやすいでしょう。1~12と13~24、25~36と数字を3列に分けます。この中から2つを選んで賭けていく方式です。もしこの戦略で何度もプレイすれば、勝率は65%に近づいて行って、最終的には固定されるものです。ルーレットで勝率をあげるためには、最も無難な手法といわれています。

 

このように勝率をあげる戦略や別途方法はいくつか紹介されています。しかしここで注意しなければならないのは、ルーレットにおいて絶対に賭ける方法は存在しない点です。ギャンブルの中でも絶対に勝てる方法はそもそも存在しないのでこの部分は理解して、カジノを楽しむことです。上で紹介した3つの方法のどれがいいか、人によって異なります。まずはそれぞれの方法を試してみて、自分の肌に合うスタイルを見つけましょう。最近では、スマホでルーレットができるアプリなども出てきています。海外に行ってプレイするのは、そう何度もできることではありません。このようなスマホでデモプレイをしてみるといいです。

日本でカジノが可能に・IR法案の内容について解説

カジノ解禁の法律じゃない

2016年12月にいわゆる「カジノ法案」が可決しました。しかし俗にカジノ法案とは言いますが、厳密にいうとこの成立した法律はカジノを作るためのものではないです。正式名称は「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」で統合型リゾートに関する法案です。こちらの施設を英語の略称でIRといいます。このため「IR法案」と紹介されることもあります。IR法案について簡単に解説すると、特定複合観光施設をつくるにあたっての目的や手順の踏み方について規定したものです。この施設の中の一つに、カジノが含まれます。

 

 

ですからIR法案はカジノを合法化したわけではないです。カジノ解禁のための制度でもありませんし、運営方法などの制度についての規定もないです。このため、今後新たに「IR実施法」ともいうべき、具体的な制度設計について規定した法律を通す必要があります。この法律が施行することで、初めて解禁といえるわけです。

 

IRとはどのような施設か

ところで複合観光施設といいますが、具体的にどのような施設のことをさすのでしょうか?文字通り、複数の施設を特定の区画の中に併設されたものです。該当する施設は多岐にわたります。ホテルや劇場、映画館、ショッピングモール、レストラン、スパなどのアミューズメント施設のほかにも国際会議場なども含まれます。この中の一つに、カジノが含まれるわけです。ギャンブル好きの集まってくるところというイメージを持っているかもしれません。しかし実際のところ、このように老若男女誰でも楽しめるような施設の集まったスポットになります。カジノ場というよりも、もっと規模の大きいリゾート施設をイメージしたほうがしっくりきます。

 

カジノ開業するまでのステップ

今回可決された法案はあくまでも、カジノ施設の適切な運営システムの確率が目的です。設置に関する具体的な条件を定めたものでもカジノが解禁を認めたわけでもないです。あくまでも大枠を定める法案にすぎません。2019年現在、IR整備法といってカジノを運営するにあたっての具体的な制度も可決されました。事業免許や入場料、入場制限などが取り決められています。

 

カジノ導入に関して反対意見も国内では見られます。その中でも多いのが、ギャンブル依存症患者を増やすのではないかというものです。そこで政府はギャンブル依存症対策基本法を制定しています。この中で国や地方自治体はギャンブル依存症の予防や啓発のほかにも、治療体制の整備、社会復帰のサポートなどについて定められています。ちなみにこの法律によって、パチンコが初めてギャンブルとして法的に認定されています。カジノ管理委員会といって、運営を管轄する組織も作られていますが、まだ道半ばです。今後IR設置に関する基本方針を策定し、どこに開業するかの場所の選定、IR開発の着手を経て初めて開業します。

 

当初2020年、東京オリンピックに合わせてオープンという目論見もささやかれていました。しかし審議が長引くなどで、2019年現在で2020年の開業はほぼ不可能です。まだ問題も山積みで、実際に営業できるまで早くても2025年くらいと予測されています。すでにカジノ誘致を進めている地方自治体がいくつかあります。この中で有力候補とされているのは、神奈川の横浜と大阪の夢洲、長崎のハウステンボスの3地点といわれています。どの場所でカジノを開業するか、2022年前後とみられています。このようにIR法案が可決しても、まだ実際にカジノができるようになるのはまだ先の話です。法案が通って、もうすぐカジノで遊べると思っている人もいるかもしれませんが、実際にはまだ数年単位で時間が必要です。もしどうしてもというのであれば、世界中でカジノが合法になっているところがあります。当面はこちらで遊ぶことになるでしょう。