ポーカーで勝つための心理術|相手と自分の心理を向き合い方とは

ポーカーで相手の心理読むための方法

ポーカーは強いカードを持っているときに弱く見せるスロープレイ、弱いカードを持っているときに強く見せるポーカーフェイスやブラフを上手に活用することが大切です。

相手のカードは見えなくとも言動から予想できる場合も少なくありません。ポーカーの基本であるカードチェックをするときは相手の心理を読めることも多いです。よい手札を持っている場合には落ち着きがなく、興奮しがちです。自分の手元ばかりをチェックしている場合はよい手札である可能性が高いことを覚えておきましょう。

もちろん、相手からしても同じことを考えているもので、手札は1~2回だけ見て覚えて相手に心理を読ませない努力が必要です。チップを積むときも同様です。チップをきれいに並べるか雑に積むかが大きなポイントになります。きれいに積む場合はハイリスクな行動を避ける傾向にあり、一方で雑に積む場合はハイリスクな行動をする傾向にあります。

相手の性格から行動を探れて、普段から攻撃的なプレイをすることが分かっていれば小声で周囲に気付かれないようにチップを買う場合は注意が必要です。プレイ中の言動では言動が大げさでいかにも悪い手札が配られた表情を浮かべるプレイヤーはブラフである可能性が高く、注意深くほかのプレイヤーの言動を見るのが大切です。本当によい手札を持つプレイヤーは平然を装うのが基本となります。

表に向けられたカードをフロップといい、フロップから目をそらして自分の手元のカードに驚いた表情を見せずに平静を装う場合においてもよい手札の可能性は高まります。また、フロップを見た瞬間にチップに目をやる場合においても同様によい手札であることを考えた方がよいでしょう。

これらの心理面におけるアプローチが必ずしも合致するわけではなく、上級者であれば理解したうえで対策を立てています。しかし、実践のポーカーでは有効活用できる場面も多く、覚えておいて損はありません。

 

自分の心の弱さを克服

相手の心理状況から適切なアプローチをしていくのはポーカーで勝つための方法のひとつです。

そして、自分の心の弱さを克服していくことが大切です。まず、自分よりも下手なプレイヤーについてイライラすることはまったくの無意味であり、論理的なプレイができなくなってしまう理由になります。

論理的な判断をするためには自分の手札の勝率や相手がブラフであるかといったことを考えないといけません。

感情的な判断はポーカーの勝率を下げる要因となってしまいます。もちろん、対戦相手に対して個人的に負の感情を抱かないことも意識しましょう。勝ち目のない勝負をしないことも徹底すべきです。

勝つことを目的に考えるのならポーカーは自分よりも下手な人間との勝負ばかり行うのが望ましいです。自分よりも強い相手との勝負は成長できる理由になるかもしれないものの、目先のことを考えるのなら自分よりも弱い相手であるのが一番です。

自分の知識を披露したいがためにほかのプレイヤーにアドバイスするのも極力控えた方がよいでしょう。心理戦であるポーカーにおいて損をしてしまう可能性のある情報提供をすべきではないのは理解できるはずです。情報提供をする理由としては優越感に浸りたい気持ちもあるでしょう。し

かし、余計なプライドを持ってしまう理由にもなりかねません。極端にいえばポーカーをプレイするにあたって感情は持つべきではありません。余計なプライドも不必要であることを覚えておかないといけません。

恐れの心から攻めのアクションができなくなり、惨めな心から論理的な判断ができなくなるものです。そして、怒りの心から相手のプレイスタイルに乗せられてしまうことを避けて、相手に対して一切の同情の心を持たないことを徹底しましょう。