知れば知るほど楽しくなる!テキサスホールデムの戦略や考え方

テキサスホールデムは世界で注目されているポーカーの一つで、今では日本でも楽しまれています。基本的にプレイヤー同士の戦いとなるゲームで、世界大会が開催されるほどのゲーム性の奥深さが、多くの人を魅了しているのでしょう。ゲーム性や戦略について紹介していきます。

■テキサスホールデムとはどんなゲーム?

テキサスホールデムは、ポーカーの種類の一つです。例えば、日本ではドローポーカーといって、5枚の手札から不要なカードを捨て、処分した枚数だけ山札からカードを持ってくる事で手役を狙います。もちろん、その間に何度かプレイヤー同士のベットによる駆け引きが行われます。

対してテキサスホールデムは、各自の手札がたったの2枚から始まるポーカーです。手役を構成するのに必要な残りのカードは、場に並べられる最大5枚のカードによって補完し、自身の手札2枚と場のカード5枚の組み合わせによる手役でプレイヤー同士が競います。ベットのタイミングは最大4回あり、その駆け引きにより勝負するポーカーです。

テキサスホールデムはドローポーカーと違い、手札の交換がありません。つまり、チップの掛け方、あるいはゲームからの降り方など、ベットの緩急でのみ、戦略を組み立てる必要があるのです。もちろん手札の良し悪しなど運要素も強いですが、シンプルなゲーム性とは裏腹に、とても奥深い戦い方があるポーカーでもあるでしょう。

■勝率や相手の手を読んで戦う

テキサスホールデムは手札はたったの2枚、場に配られるカードは最大5枚です。一見して少ない2枚の手札ですが、最初に配られるこの手札は、その時のゲームの勝敗を大きく左右します。例えば自分と相手の二人での勝負でJと7の組み合わせの場合、その組み合わせのみだけで純粋に計算した場合、勝率やおおよそ50%と考えられます。

約50%と考えると2回に1回は勝てる計算ではありますが、例えば最初のベットで相手が大きくレイズしてきた場合、自身の手札より強い組み合わせを持っている可能性が高いと考えて良いでしょう。さらに今は一対一で考えましたが、プレーヤーが自分を含め4人や5人と複数いるテーブルだった場合、先ほどのJと7で勝負を挑むのは現実的ではなくなってくるでしょう。

しかしこのゲームはドローポーカーではありませんので、カードの交換によって手の内が読まれる事はありません。むしろ自分からあえて大量のチップを積み上げる事により、強い手札なんだと圧力をかける事も可能です。チップの動きや雰囲気で相手を揺さぶるのもまた、テキサスホールデムの醍醐味でしょう。

■オッズを考慮した戦いを

テキサスホールデムは、自分の手札が良ければ前進し、悪ければ後退するというようなシンプルなゲーム性ではありません。オッズという概念を意識した戦い方も知っておくと良いでしょう。場に置かれているポットの総額と、自身がゲームを続けるための投資額を比較する必要があります。

大まかな例えにしますと、自分はあと1枚くればフラッシュもしくはストレートのような手役が完成する状況とします。しかしその状況でポットが積み重なっていたり、相手からのレイズを受ける立場にいたりすると、いくらあと1枚で勝率の高い手役ができるとしても、レイズに乗るかどうかは微妙なところです。なぜならそのリスクに対してレイズに乗っかるのは「割に合わない」可能性があるからです。つまり、今おかれている状況が自分にとって有利なのか、はたまた不利な状況なのかを判断する必要がテキサスホールデムにはあります。それは手札を配られた段階から考える必要があるものです。オッズに合う勝負しかしてはいけないという事ではありません。もちろん自分にとって有利な状況だけで勝負する方が文字通り有利ですが、それではチップが目減りしていく可能性もあります。このようなチップの枚数を加味した上で、押し引きについて考えていくのがテキサスホールデムの醍醐味でもあります。まずはルールを覚え、より深い戦略的な部分を学んでみてはいかがでしょう。

海外カジノでギャンブルではなく娯楽として楽しむコツ

海外カジノに対して、ギャンブルという印象を受けている方は多いと思います。確かに海外カジノはギャンブル要素のあるアミューズメント施設ではありますが、娯楽として楽しむ事も可能です。純粋に観光地として遊びたいという方は、無理にリスクの伴う遊び方をする必要はありません。

■予算を決めて遊ぶ

海外カジノで遊ぶ際、十分に気をつけなければいけない事の一つに、必要以上に負けてしまう事です。当然ですが、お金がある限り海外カジノでは遊び続ける事が出来ます。ギャンブルという性質が絡む以上、負けたお金を取り戻そうという考えが頭をよぎってしまう事があるでしょう。取り返すために賭けるという事をしていると、気づいた頃には手持ちのお金がなくなってしまったという事もありえます。

そこで、娯楽として海外カジノを楽しむコツとしてはやはり、予算を決めて遊ぶ事でしょう。当然といえば当然ですが、予算を決めれば使ったお金が基準に到達したらやめれば良いだけの事です。それには強い自制心が求められる事ではありますが、厳しければそもそもの手持ちを遊んで良いだけのお金にしておくのも良いでしょう。ただ、海外カジノによってはクレジットカードでチップを購入する事が可能です。くれぐれも遊ぶ事を目的とするならば、海外カジノにクレジットカードは持ち込まない事をおすすめします。

■コンプを楽しむ

海外カジノについて調べていると「コンプ」という単語を目にした事はないでしょうか。これはComplimentary、つまり無料を意味する事で、多くのカジノでは顧客サービスといった意味合いで提供されているものです。

例えばコンプにはどのようなものがあるか例をあげますと、通常ですとカジノホテルの宿泊料が200ドルだったとしても、半額以下で泊まれるようになるといった割引をしてもらえます。パック旅行で宿泊費をあらかじめ払っている人に関しては、食事やその他のキャッシュバックで恩恵を受けられます。

コンプの種類や質はカジノによって大きく異なりますので、どのようなサービスがあるのか具体的に知りたい方は、目的のカジノについて調べてみると良いでしょう。

コンプはプレイヤーズクラブと言われる会員制度があり、その会員制度に入会し、その上でカジノでの実績に応じて様々なコンプを受けられるようになるのです。当然、実績が良ければ良いほど、上質なサービスを受けられます。ギャンブルではなく、適度にカジノで遊んで、コンプを楽しむというのもまた、海外カジノの楽しみ方の一つでしょう。

■ミニマムベットの安いゲームを中心に遊ぶ

カジノで用意されているゲームの種類は様々です。有名なものをあげると、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、スロット、ポーカーなどがあげられますが、どのゲームに対しても設定されているのがミニマムベットです。

ミニマムベットは、そのゲームをプレイするのに必要な最低レートの事を示しています。例えばブラックジャックのミニマムベットが20ドルと決まっている場合、一回の賭け金に日本円にして約2,000円ほど必要になるという意味があります。

予算にもよりますが、一度のゲームで2,000円を賭けるというのは高いと感じる人が多いでしょうし、そのレートで数時間遊べば、展開によってどれだけお金が必要になるのか図りしれません。

そこで純粋にカジノを楽しむのに大切なのは、ミニマムベットの安いゲームで遊ぶという事です。また、ミニマムベットはカジノによって設定が異なっていますので、遊びやすいレートで用意されているカジノへ行くのもコツです。

かといって安いレートのゲームばかり選んでいると、やってみたいゲームがいつまでたっても出来ません。少し高いゲームでもやってみたい場合は、例えば上限を日本円にして1万円と決めて遊んでみるなど、自分の中で金額を設定する方が良いです。

カジノは、チップを賭けてお金を増やすだけが楽しみではありません。その雰囲気や、純粋にゲームとして楽しむ事もできますので、お金をあまりかけずに楽しむ方法も考えられてみると良いでしょう。

手持ちが少なくてもカジノで楽しめるゲームと立ち回り

カジノというと、手持ちに余裕が無ければ全く遊べないという印象を持っている人も多いかと思います。しかし実際にはそうとも限りません。うまく立ち回れば例え手持ちが少なかったとしてもカジノで楽しむ事ができますので、その考え方について紹介していきます。

■掛け金が少なくて済むゲームから始める

カジノにはルーレットやポーカー、スロットマシンなど、様々なゲームが用意されています。そのどれに対しても共通しているのは、掛け金が必要である事です。そして、ゲームによって掛け金の違いがあります。

カジノによってミニマムベットは異なりますが、例えばルーレットのインサイドベットですと、2.5ドル程度で遊べるところがあります。しかし、ルーレットのインサイドベットは当選確率が低い賭け方ですし、1箇所掛けても当たるのは難しいでしょう。

ただ、このようにゲームによってミニマムベットがお店のルールで決まっているため、知らずにミニマムベットが高いゲームに手を出さなければ、手持ちが少なくても不安になる事はありません。

■レートの安い国で楽しむ

カジノはゲームによってミニマムベットが分かれていますが、国によってレートも違います。例えばカジノという事で有名なのはラスベガスやマカオなどがあげられるでしょう。例えばマカオですが、入場料が無料となっているところが多く、観光として非常に立ち寄りやすい印象があるかもしれません。

しかし、ターゲットが中国の富裕層となっているため、他の国に比べるとややレートが高い傾向があり、安いカジノであってもミニマムベットが100香港ドルほどあるようです。つまり、日本円にするとミニマムベットは約1,500円という事になるため、これですと手持ちがあまりに少ないと気軽に遊べるところではなくなってしまうでしょう。

また、カジノで楽しむために立ち回るコツとして、平日に遊びに行く事をおすすめします。基本的にカジノは土日が混みやすく、そして土日になると平日に比べてミニマムベットが高くなっている事もあるのです。賭け事としてがっちり勝負したいのであれば土日でも問題はないでしょうが、楽しむ事を目的とするならば、土日はあまりおすすめできません。観光で海外に訪れているのであれば、平日にカジノで遊ぶ方が金額的には安く済みます。もちろん、レートが異なるだけで、土日でゲーム性に関しては変わりません。空いている方が自由にゲームに参加しやすくもありますので、手持ちが少ない方にとってカジノは平日の方がおすすめといえます。

■手持ちとカジノのミニマムベットを確認しておく

カジノに遊びに行くと決まれば、ある程度予定を立てられるかと思います。今ではインターネットで検索すれば、目的のカジノのミニマムベットなどを簡単に調べられます。そこで、カジノの雰囲気を感じたり、軽く遊んだりする事を目的とするならば、予算とカジノのミニマムベットを確認しましょう。

例えば、カジノでブラックジャックを遊びたい場合、ミニマムベットを調べます。仮に1回あたり25ドル必要だとしたばあい、4回ミニマムベットで遊んだら100ドル、日本円にして約1万円かかるという事になります。

もちろんこれは4回全て負けてしまった場合の単純計算ですが、どれくらい遊びたいのか各ゲームに対して上限と予算を決めておけば、例え手持ちが少なくてもそれぞれのゲームの雰囲気を楽しめます。そしてプレイ回数が少ないからといって勝てない訳ではありませんし、まずこのやり方ですと予算以上に負ける事はありません。

せっかくカジノに遊びにきているのに節約ばかりですと気分が乗らないという事もあるかもしれませんが、派手に遊びすぎると簡単にまとまったお金を失ってしまうところでもあります。

カジノは富裕層向けのゲームを置いているところが多くなっているため、あまり手持ちが少なすぎる状況では、何回もプレイする余裕はありません。観光目的であれば、必要最低限楽しめるような立ち回りを計画されるのをおすすめします。